モノづくり企業を支える、陰の立役者
現在所属するPDM(Product Data Management)チームでは、モノづくりを手掛けるクライアントの業務にまつわるあらゆる工程のデータ管理を行っています。具体的には、お客様のお困りごとをうかがい、製造プロセスの見直し、システムの企画・設計、導入から運用サポートまで、モノづくりに関わるソリューションをトータルで提案し、課題解決を行っています。お客様にとっての業務コンサルタントといってもいいかもしれません。 この仕事は、お客様の事業理解はもちろん、業界動向や当社が提案する製品特性など、幅広い知識が必要とされます。どれだけ経験を積んでも学びは尽きませんが、「製造の流れが整理されて、わかりやすくなったよ」「ファソテックさんには何でも相談できるよ」というお客様からの言葉が、仕事の活力になっています。
大切なのは、チーム全体を俯瞰する広い視点
現在のチームは4~5名体制で、常時複数のプロジェクトを同時進行しています。チームの全体最適を考えながら役割分担やスケジュール調整を行うのが、チームリーダーとしての私の役割。メンバーの得意・不得意分野を理解し、能力に応じて作業を割り振ったり、作業の進捗状況をコントロールすることを心掛けています。 チームとして毎月数値目標を掲げており、達成するためには自分を含めチームのモチベーションをどう管理していくかが鍵になります。「このチームに配属されてよかった」と思ってもらえるように、一人ひとりが前向きに仕事に取り組める環境を整えることも、リーダーとしてのミッションだと感じています。
学生のみなさんへのメッセージ
学生時代に教育免許を取得したこともあり、当時は教育の仕事に就こうと考えていました。そんな中でファソテックに入社したのは、3Dプリンターのインストラクター職があることを知り、「教える」という点で通じるものがあると思ったからです。 ところが、配属されたのは現在のPDM事業部。予想外の状況に最初は戸惑いましたが、目の前の環境を受け入れたことは、今振り返っても正解でした。「教える」スキルは、リーダーになった今間違いなく活かされていますし、一つひとつが勉強の連続で、毎日刺激を受けています。皆さんも固定概念に捉われることなく、置かれた状況で何ができるのかを自問自答しながら、新たな可能性を探してみてはいかがでしょうか。