Particleworks

Particleworksは、粒⼦法の⼀種として開発されたMPS法(Moving Particle Simulation) の理論に基づく流体解析ソフトウェアです。 格⼦⽣成が不要な新しい計算⼿法で、流体を粒⼦の集まりとして表現し、⾶沫などの⾃由表⾯をともなう液体の挙動を⾼精度に安定して稼働できます。

こんな方におすすめ

  • エンジン内のオイルスロッシング・ジェットを確認したい
  • 樹脂材の溶解を確認したい
  • 流体─粉体、流体─剛体の連成解析をおこないたい

概要

particleworks_img01Particleworksは、粒子法の一種として開発されたMPS法(Moving Particle Simulation)の理論に基づく流体解析ソフトウェアです。 格子生成が不要な新しい計算手法で、流体を粒子の集まりとして表現し、 飛沫などの自由表面をともなう液体の挙動を高精度に安定して稼働できます。

また、大規模解析や計算時間短縮に対応するため、OpenMPやMPIなどのCPUマルチコア演算、 GPUコンピューティングボードを利用するGPU演算、マルチGPU演算による計算の高速化を実現しています。トランスミッションやエンジンの潤滑、モーター冷却、冠水路走行、薬品や樹脂、食品の撹拌・混練、土砂災害・洪水などまで、幅広い分野の流体の課題をシミュレーションします。


出展元プロメテック・ソフトウェア株式会社

特長

1. 飛沫などの自由表面流れの解析が可能

particleworks_img02-1流体を粒子として扱う手法を用いることで、液体の大変形や合体・分裂など、自由表面が激しく変化する現象の解析においても特別な処理は不要で、容易に計算することが可能です。

 

 

 

 

 

2. 流体─粉体、流体─剛体の連成解析も容易に実行

particleworks_img03-1流体と剛体、流体と粉体相互に作用しあう連成解析にも煩雑な 設定は必要なく、統一的にシミュレーションすることが可能です。

 

 

 

 

 

3. メッシュ生成が不要、プリ処理を大幅簡略化

CADソフトウェアで作成した複雑な形状データを直接入力し、そのままモデル化、解析の実行ができます。従来の流体解析に必要であった煩雑なメッシュ(計算格子)生成が不要で、プリ処理工数を大幅に削減できます。

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4. CPUマルチコア演算、GPU演算に対応

大規模解析や計算時間の短縮に必要となる並列化において、OpenMPやMPIなどのCPUマルチコア演算、GPUコンピューティングボードを利用するGPU演算、マルチGPU演算に対応 しています。Particleworksは、NVIDIA社のCUDAを活用した公式アプリケーションとして認定されており、デスクサイドPCか ら大規模サーバーによる解析まで、どのような環境において も圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

適用分野

自動車
ギアオイルかき上げ解析
オイルタンク、スロッシング解析
水はね解析
土木・建築
津波解析
土石流解析
コンクリート挙動解析
消費財
溶剤流出解析
食材練り混ぜ解析
化学
気泡解析(気液2相流)
高粘性攪拌解析
混錬解析
エネルギー
燃料電池解析
冷却水スロッシング解析
LOCA解析
医療
錠剤形状の最適化解析
口内洗浄解析
血液流れ解析
機械
切削屑洗い流し解析
金型冷却解析
スクラップシュート解析
素材
樹脂射出成型解析
複合材料の流れ解析
塗料噴霧解析

ParticleworksとRecurDyn連成解析活用事例動画

ParticleworksとRecurDyn連成解析活用事例動画

自動車・エンジン部品で機構ー粒子法連成解析の事例

チェーン給油解析

  • 運転時オイル挙動の可視化
  • 最適給油条件の検討

ピストンオイル冷却解析

  • オイル条件、L/Oの検討と最適化
  • 熱伝達率算出
 

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