【4.粒子法流体解析ソフトParticleworksの適用事例紹介】
熱伝達係数は2つの物体の接触面を通過する熱の伝わりやすさを表しており伝熱解析を行う場合に必要なデータになります。前号のコラムでは粒子法流体解析ソフトウェアParticleworks※1による熱伝達係数計算をご紹介しましたが、本号ではピストンヘッドの冷却効果を高めるクーリングチャネルの熱伝達係数を計算した解析例をご紹介します。※1:Particleworksは株式会社プロメテック・ソフトウェアの登録商標です。
ピストンヘッドを冷却するために図1に示すようにシリンダー内の固定ノズルからオイルを上方に噴出して上下運動するピストンのクーリングチャネルにクーラントを流入します。このときのノズル噴出速度を変化させてクーリングチャネルの冷却効果を相対比較してみました。クーリングチャネル内部のクーラントの流れ挙動の比較をビデオ1※2に示します。クーラントの流れ挙動が変わることにより熱伝達係数も変動し冷却効果も増減します。
※2:ビデオ1はお役立ち資料にてご覧いただけます。
この続きをふくめ、お役立ち資料からダウンロードしてご覧ください。3.冷却効果の相対比較
冷却効果の相対比較について、図や動画を交えてご紹介します。
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