17-4 ステンレス鋼
17-4 ステンレス鋼は高い強度と耐腐食性、硬度を併せ持ち、航空宇宙産業や医療、石油産業で幅広く使われています。
画期的な⾦属3Dプリントテクノロジーで、安全に⼿軽に⾼品質の⾦属部品を製造します。
樹脂プリンタ並みの設備コストで、様々な場⾯で活⽤でき、⾦属部品の製造プロセスにイノベーションを起こします。
Markforged(マークフォージド) 金属3Dプリンタ 「METAL X」は、FDM式の新型金属3Dプリンタです。
まったく新しい造形技術「ADAM」により今までの金属プリンタではなしえなかった
数々のイノベーションを起こします。
ADAMにより、いままでの金属3Dプリンタのように防爆設備が必要ないため、設備費用が圧倒的に低価格な上に安全で手軽に造形できます。また、従来にはないラティス構造で造形することで、軽量化にも貢献。3Dプリンタならではの切削や鋳造ではできない構造を造形します。
製造業における「2020 年版 金属 3D プリンター ガイド」は、業界の専門家たちによる、金属 3D プリントの実際のさまざまな利点や具体的な技術とマテリアル、さらに金属 3D プリントをご自身の設備に導入するための第一歩について詳述した資料です。ぜひ一読ください。
注意:ダウンロードの際は、Internet Explorer(IE)以外のブラウザをご利用ください。
資料のダウンロードができない場合、お問い合わせください。
3Dプリント技術と金属射出成形技術を組み合わせたADAMは、全く新しい手法で金属パーツを製造します。
(注1)17-4 PH Stainless Steelの場合:約97% 、 H13 Tool Steel / A2 Tool Steelの場合:約95%
金属粉末を含んだ樹脂フィラメントでラティス構造状に印刷し、脱脂、焼結することで、材料費・設備費用を圧倒的に削減できます。
従来の金属3Dプリンタのように防爆設備が必要ないため、安全です。
表面を閉じ、中はクローズドセル上のラティス構造状に造形するため、見た目は製品そのままに軽量化を行うことができます。
カートリッジで材料交換をするため、交換が簡単です。また、金属粉を使用しないのでベッドとヘッドを交換せずに別の材料で造形することが可能です。今後、さまざまな金属が使用可能になる予定で、METAL Xが未来を切り開きます。
脱脂前のプリントされたパーツ(グリーンパーツ)で表面加工を行うことにより、焼結後の金属パーツの表面を滑らかに造形できます。このことにより、硬い金属の表面加工の時間を削減することが可能です。
オールアルミニウムボディおよびプリントシステムを採用し、品質とデザインを兼ね備えたMETAL X本体。完全に密閉されたビルドチャンバ、超静音モーションシステム、環境管理された材料保管庫を備えた3Dプリンタです。
この本体で金属粉+バインダーの造形物「グリーンパーツ」を造形し、ウォッシャーで脱脂、炉で焼結させて完成させます。
(※METAL X以外に「脱脂用のウォッシャー」と「焼結用の炉」が必要です)
最大造形サイズ[W,D,H] | 300mm X 220mm X 180mm (※焼結後はこのサイズから20%縮小します) |
最大パーツサイズ[W,D,H] | 250 x 183 x 150 mm 、10kg |
本体サイズ[W,D,H] | 575mm X 467mm X 1,120mm |
重量 | 75kg |
積層ピッチ | 50 μm、125 μm |
ソフトウェア | 無償:Eiger-Cloud Based:、有償:Offline Eiger |
入力フォーマット | STL |
電源装置 | 100-240 VAC, 2,400 W (20 A peak), IEC60320 Type C20 |
Markforged WASH-1はプリントパーツからバインダーを脱脂するための付帯設備で、全てのメタル材料に対応しています。日本国内で市販されている洗浄液が利用できます。 (詳細は別途お問い合わせください)
チャンバー容積[W,D,H] | 356 mm x 254 mm x 203 mm / 18,356㎤ |
本体サイズ[W,D,H] | 609 mm x 685 mm x 1,067 mm |
重量 | 136 kg |
電源装置 | 120/240 VAC Single Phase, 15 A / 1,650 W Peak Draw |
Sinter-1は、Metal Xでプリントしたグリーンパーツを脱脂後、焼結し最終的な高密度の金属パーツに仕上げるための低価格でハイパフォーマンスな炉です。約30年の実績のあるMIM(メタル・インジェクション・モールディング)技術に基づいて、小~中サイズのパーツの炉として、Markforgedが開発し製品化しました。小中サイズの焼結にはSinter-1をお勧めします。
最大焼結サイズ | 4,760 ㎤ |
内部サイズ[円筒形] | 141 mm(内径) x 305 mm(内部全長) |
本体サイズ[W,D,H] | 1,270 mm x 510 mm x 720 mm |
本体重量 | 136 kg |
最大温度 | 1,300 ℃ |
電源装置 | 200 - 240 V Single Phase 30A, Recommend Wiring 50A |
Sinter-2は、焼結用の大型炉で、大型パーツやバッチ生産用にお勧めです。 脱脂後グリーンパーツを一度に多く焼結できるため、効率的な生産を促進します。
最大焼結サイズ | 19,644 ㎤ |
内部サイズ[円筒形] | 248 mm(内径) x 406 mm(内部全長) |
本体サイズ[W,D,H] | 1,370 mm x 810 mm x 1,520 mm |
本体重量 | 350kg |
最大温度 | 1,300 ℃ |
電源装置 | 200 - 240 V 3-Phase(3 wire) 30A 346 - 416 V 3-Phase(4 wire) 30A |
17-4 ステンレス鋼は高い強度と耐腐食性、硬度を併せ持ち、航空宇宙産業や医療、石油産業で幅広く使われています。
H13工具鋼は、高温および摩耗用途に最適化された工具鋼で、金型や耐摩耗性部品に最適です。
A-2工具鋼は空気焼入れにより非常に優れた耐衝撃性を備えています。押出形、成形工具に用いられています。
高い炭素およびクロム含有により、A-2ほど強靭ではないものの、高い強度と耐摩耗性を兼ね備えています。切削工具に用いられています。
インコネルは強度と高い耐熱性を併せ持っており、高温高圧環境での使用に適しています。ニッケルベースの超合金で、ジェットエンジンや医療に使われることが多く、非常に加工が難しいという特長を持っています。
銅(99.8%のCu)は、優れた熱伝導性と電気伝導性を備えています。銅は、加工するのが難しく時間・費用がかかることで有名です。 3Dプリントを使用すると、複雑な銅部品を製造できます。
3Dプリントにおいて重要なのがスライサーソフトウェアです。データのインポート、使用する材料の選択、スライスの定義など、造形に関する設定するための操作を行います。操作性が難しい場合、実際の造形以上に定義に工数を要してしまいます。
Markforged 3Dプリンタ専用ソフトウェアの Eiger は操作が非常に簡単です。お使いのブラウザー上でスムーズに操作できます。
各種生産冶具、生産ツールに
小ロット部品、試作品に
軽量化、トポロジー最適化に
プリント後の処理工数の削減に